インダストリアル世界の自我

"What you don't do can be a destructive force." - Eleanor Roosevelt

自我の脳内はなし

いま、暴力的な甘味を摂取しながら思っていること。私は自分好みの対象はつねにいるほうでありながら恋愛や結婚への憧れを抱きにくい人間であるという自己認識がある。その理由の一つとなりそうなことが思い当った。もし、優れた遺伝子をもつ子孫を残したいという本能のようなものがあるのなら。私が素敵だと思う対象はすでにもう完全な存在であるがゆえに、そのような本能が働かないのではないだろうか。恋人・パートナー・配偶者にしたいとは思わず、わが子を慈しむような気持ちでいる。ちかくで見守ることができるわが子にしたい。

だって、すてきだとおもうひとは、もうすでにかんぺきなのだもの。うつくしくて、あいらしくて。そう、おもいます。

自我の脳内はなし

1.一年以上ぶりに作品づくりを行った。好みではないが愛そのものでありつづける作品たちを開き愛でた。多くの人びとより優れた或いは人並みのなにかを遂行・完遂することが私には難しく感じられるが、私でしかない事象や存在そのものを発揮して生きるということを思う。

2.愛というものを思ったとき、それは実感でしかないと。心に感じられる掴みどころのない不思議なあたたかさ、綻び、広がりのような印象がある。目に見えないものや語ることのないところにも確実に存在していると思われる真実・真理といったものの一つなのだろう。

3.人の考え方は変わるものだし、変わっていいと、いまの私は思う。それがとても自然なことだと。